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セミナー情報

Israel/ユダヤ人から見た韓国と日本/ 第174回 Technion Japan主催
第174回丸の内Square Academy Seminarのお知らせ

丸の内Square Academyは「Israel/ユダヤ人から見た韓国対日本、 Israel perspective for Korea vs. Japan」」というTITLEでIsraelのRabbi Henri Noachにわざわざお越しいただきpresentationをしていただきます。Rabbi Henri NoachはもとはIsraelから派遣された日本のChief Rabbiでしたが、現在は韓国Seoulに住んでおられます。日本と韓国両方を知り尽くしたIsrael人ユダヤ人の目から見て日本と韓国の将来について語っていただきます。

日時 2019年10月3日(木)12:00-13:30
13:30~同じく学士会館内のレストラン、Latin(1階)で講師の先生を囲み懇親会を開催(昼食代は各自負担)
場所 学士会館 309号室(東京都千代田区神田錦町3-28 電話:03-3292-5936)
https://www.gakushikaikan.co.jp/
会費 丸の内Square Academy Seminar会員無料
Technion Friends、 Friendsからは何名でも無料
Technion Junior +Plus 無料
Technion Junior お一人様3,000円
一般 お一人様4,000円
講師: Rabbi Henri Noach氏
申込み先 申込は、下記メールアドレス又は、当サイト申し込みフォームへお願いします。
※Marunouchi Square 会員、Technion Friends、Technion Junior、一般の区別を明記のうえ、一般の方は社名、肩書、Email Address、電話番号を明記の上お申し込みください。
※参加費用は当日受付にて現金払いです。

ちなみに"Americaから見た日本と韓国の比較"については石角完爾は次のように分析しています。

一つは韓国の国際政治力、もう一つは韓国の科学技術力、もう一つは韓国の軍事力、特に実戦能力、そしてAmerica社会と韓国の結びつき、America社会における韓国人の浸透度についてです。

以下、石角完爾が分析します。

Christianの国 韓国の国際的政治力

韓国のChristianは、Trump大統領の政治基盤に強い影響力を持つのみならず、北朝鮮の隣国Russia、中国の隣国であるMongolにも太い政治的影響力を行使できる立場にある。

それどころか、韓国はそのChristianの世界的影響力を使い、世界の多くの国、そして*Vatican*も国連も動かす力がある。

韓国はChristianity の国と言っても過言ではない。人口の約3分の1がChristian である。若い世代では 40%に迫る。しかも政治・Business のElite 層は50%がChristian である。

現実に石角完爾のユダヤ教の本は多くは韓国語に翻訳され日本よりもむしろ韓国で広く読まれている。韓国人はChristianとして旧約聖書を読んでいる為に、旧約聖書すなわちHebrew Bible に対する理解があるからである。

韓国にはChristianity 系のMission School が300、Christianity系の大学が40存在し、現在の大統領もRoman Catholic 教徒である。戦後韓国の大統領のうちの大半がChristian のProtestant である。

韓国のChristian の内訳は、Protestant が約900万人、Catholicが約600万人、である。現在はその総人口の35%がChristian だが、1945年ではたった2%であった。かくも戦後急速にChristianity が浸透したのは、日本占領時代に日本にShintoismを押し付けられた反動であった。皮肉なことに日本の占領が韓国のChristianity の浸透に逆作用として関係したのである。

注目すべきは、以下に述べる韓国Christian の国際的活動とその国際的影響力である。

韓国人が世界中に展開するChristianity 牧師の数はAmericaに次いで世界二位であり、韓国人の牧師は全世界の国々に展開している。韓国人のChristianity 牧師が居ない世界の国々はないと言って良い。

現在, 韓国人牧師で海外で教会を開設し布教活動を行なっている者は約15,000人、160ヶ国に展開している。これはイギリス人の6,000人を上回り世界最大の布教活動国家の一つであり、全世界に展開している46,000人のAmerica人牧師に次いで世界第二位のChristianity 布教国家なのである。

実は、Trump の支持基盤であるAmerica の南部の保守派Christianの Evangelist は世界に広がる韓国人社会( 韓国人牧師)を通じて韓国人Evangelistsと手をたずさえ、 世界のあらゆる国々に深く静かに、そしてあまねく浸透している。

石角完爾はこれをEvangelist の米韓連合"Collaborative Wave of Korean and American Evangelists" と呼ぶ。

このWaveは次にEvangelist が支持するTrump後のAmerica の大統領にも引き継がれていく。Trump がEvangelistを作ったのではなく、Evangelist がTrumpをOval Officeにいれたのであり、Asia/Africaの国々にもこの米韓連合のCollaborative Wave of Korean and American Evangelistsが押し寄せている。

そのEvangelist の米韓連合の陰には世界に展開する韓国人Evangelist社会があるのである。

国際政治は宗教の持つ力を理解しなければ全く見る目が曇ってしまうということは石角完爾の長年の主張であるが、まずは、Russia と中国の喉元に突き刺さるMongol をはじめとして世界 160カ国 に浸透する米韓Evangelist連合について皆さんにお知らせしておこう。

社会主義国であったMongol にどうEvangelist が浸透したのかCase Study をお見せしよう。

旧ソ連の強い影響力の下にあった旧ソ連の衛星国家と言ってもよかったMongol 人民共和国は極めて厳しい宗教抑圧体制下にあった。つまりソ連社会主義はMarx Lenin 主義の下、元々Mongol 人の土着の宗教であった仏教を抑圧し、あらゆる宗教を公然と信じることは禁止されていた。

ところがSoviet 連邦の崩壊に伴い、その民主化の波はMongol 人民共和国にも訪れ、1992年Mongol 人民共和国はMongol国へと生まれ変わった。日本の4倍という広い国土に僅か300万人しか人口を抱えず、家畜の人口が人間の人口よりもはるかに多いというMongol高原をその国土とするMongol は大相撲の白鳳、朝青龍の出身国。

ところが今や遊牧民族のGer (Yurt)移動Tent に入っていただければ分かるが、ほとんどのGer にはSolar Panel が引かれており、Parabolic antennaが乗っている。つまり、今のMongol 人はGer に暮らしながらも、Smartphoneと衛星TV は常備品なのである。

そのようなInternet の国際化を引き金としてMongol に急速に浸透してきたのがAmerica 南部のEvangelist である。

その象徴となったのが、今から10年ほど前Mongol の人気歌手Serchimaa と中国人のMongol自治区の実業家バヤルの結婚式が北京で行われたのだが、その結婚式が実はMongol のEvangelist の代表であるルゲルマーの主催で行われ、Evangelistの様式で行われたのである。

一言で言えば、Mongol 人同士の結婚式が北京で福音派Evangelist の様式で執り行われ、その主催者の牧師がMongol Evangelist の代表であるルゲルマー牧師であったのである。

石角完爾はこの時からMongol に於けるEvangelist の浸透に注目していた。

旧Soviet の衛星国家から一気に民主化によって生まれたMongol 国にはChristian 特にEvangelistが急速に普及し、今や大げさに言えばMongol 人の最大宗教と言っても良い状況になっている。約10万人のEvangelist が現在Mongolでは活躍している。

Mongolは実は女性の経済活動への参加と機会は136ヶ国中の上位5位に入るほど女性の社会進出や女性の地位が高いのである。ちなみにG7のMemberである日本は恥ずかしながら136ヶ国中の104位となっており、Mongolに於ける女性の地位の高さ、社会進出の高さは突出していると言って良い。

その女性がLeadership をとってMongol に於けるEvangelism、Christianity の福音派/Evangelismへの改宗が進行したのだ。Mongol に於ける女性の強さは半端ではない。

家族に於いて主婦が改宗すると決意をするきっかけは、例えば仏教に於ける仏事、仏壇、仏像などに費やされる出費があまりにも多い為に、家族の財布を握る女性が決断し金がほとんどかからないEvangelism に改宗を決意するCase がほとんどである。

Evangelism はユダヤ教と同じで一切の偶像崇拝を認めないから、祭壇、祭祀、仏像などに一切の費用がかからないという点が仏教とは大きく違うのであり、これが経済の実権を握っている女性と主婦が仏教を捨てEvangelism に走ると一家全員がそれに従うのである。

Soviet Stalin の支配下にあったMongol では徹底的に仏教が弾圧され、僧侶は2万人ほど処刑され、800以上もあった仏教寺院はほとんどが破壊されてしまったのである。

元々Mongol はTibet 仏教の影響を色濃く受けていた仏教社会だったのである。それは元朝のKublai Khan がTibet仏教を手厚く保護したことに端を発している。Stalin の大粛清がMongol で吹き荒れるまではMongol はTibet仏教の国であった。そして民主化を迎えると、Mongol はこの仏教が完全に復活し、国教的な存在になったのである。

ところがである。Christianity Protestant Evangelism 派のEvangelist は現在ではMongolの中でその教会660、信徒数も10万人を数えるまでに浸透しているのである。

このMongol に於けるChristianity Protestant の一派Evangelism の浸透に果たしCatalystすなわち触媒となったのが実は韓国に於けるProtestant 、Protestantism なのである。

Mongol 人が海外に出稼ぎに行く先は実は韓国が一番多いのである。Mongol人の海外居住先は何と言っても韓国が突出しており、その韓国(韓国はChristian 国家である)でEvangelism 福音派に改宗したMongol 人が多数に上ったのである。

実はこのようにMongol にEvangelism が伝播して浸透したのは全てと言って良いほど韓国経由なのである。韓国で改宗したMongol人がMongol に戻り、友人知人などを引き連れてChristianity に改宗するという現象を通じてMongol にProtestantの福音派Evangelism が広がっていったのである。

現実に韓国に駐在あるいは長期滞在しているMongol 人の50%がChristian に改宗しており、またMongol 人の海外進出先であるAmericaをはじめCanada、Australia など16ヶ国でもMongol人はその大半がProtestant Evangelist福音派に改宗もしくは所属していると言われている。なかんずくAmerica に駐在もしくは移住するMongol 人の大半はProtestant福音派Evangelism を信仰していると言われている。

さて、America Colorado 州のDenver に目を転じよう。Colorado 州のDenver にMongol 人の為のProtestant 福音派の教会を設立したのが韓国人の牧師だったのである。この韓国人のホアン牧師はDenver とMongol の間を何度も往復し、Mongol 人のChristianity Protestant 福音派への改宗の先頭に立ったのである。そして2002年にはColorado 州Denver にAmerica 最初のMongol 人だけのEvangelist 教会を設立したのである。この教会はColorado Mongolian Church と言う。この韓国人ホアン牧師はさらにVirginia 州ArlingtonにもMongol 人の為のEvangelist教会を設立した。

このように韓国人牧師ホアンの働きもあって現在America のMongol 人Evangelist 教会はWashing 州Seattle、California 州San Francisco、Oakland、Sacramento、Los Angeles、Orange County、Colorado 州Denver、Illinois 州Chicago、Virginia 州Arlington、New York、North Carolina と全米各州に展開しているのである。

Mongol 人はこのようなこともあり、America社会の中に於いては韓国人の社会Korean town の中に溶け込んで、その中で暮らしているのだ。

America に於いて、そして韓国に於いて、韓国人とMongol 人はChristianity Protestant の一派Evangelism 福音派を通じて極めて強固な結びつきを形成している。

ではなぜ韓国及びMongol に於いてChristianity の中でもCatholic ではなく、またProtestantの中でも多くある宗派の中で何故福音派、すなわちEvangelism、Evangelist が浸透したのか。

それを考えてみなければ韓国人の中に深く浸透した福音派とMongol 社会に韓国を媒介として深く浸透した福音派の影響力の強さ、そしてそれが現代America政治のTrumpの支持母体となっているその宗教的観点が分からなければこの現象は理解できないので、一つそのことについて語っておく。

それはEvangelism はユダヤ教と全く共通の基盤を有していることになる。それは教会や預言者あるいはChurchという組織を通じて信仰を深めるのではなく、個々人と神との直接の関係をその信仰の大きな柱にしているという点である。ユダヤ教では、神と私の契約と言うが、神との直接の関係に於いて個の信仰があり、その神と個の間には一切の媒介物、偶像の存在を許さないという考え方がユダヤ教であり、またChristianity Protestant 福音派Evangelist の考え方なのである。

この意味に於いて韓国で福音派が大きく台頭したのは、実は日本の占領に対する反動という皮肉な現象であったのである。日本の占領統治下に於いては日本軍は韓国人の宗教、それが仏教であれChristianity であれ徹底的に弾圧し、日本の神道への帰依つまり日本国の天皇への崇拝を強制した。韓国語をしゃべることも書くことも許さず、日本の神道を奉ずることを強制したのである。

その日本の占領時代が終わるや否や一挙に宗教帰依の動きが韓国社会に広まったのであるが、この時にいち早く韓国人の心をつかんだのが占領時代の人間である天皇への崇拝を強制されたことへの反動から人間ではない絶対的に抽象的な天地の創造主としての神と個人との間の、直接の関係のみを問い、天皇という人間を現人神としてあがめる存在を認めないEvangelismだった訳だ。個と神との関係以外にないということをその信仰の基盤にする福音派であったのである。

そしてそれが同じくStalin Soviet の弾圧の下で禁止されていたMongol 人の共感を呼び、これまた韓国人牧師を媒介として、そしてMongol 人の主たる海外滞在国である韓国を媒介としてMongol に広まっていったのである。

Mongol ではTrump の支持母体であるProtestant Evangelism 福音派の次に多いのがAmerica の著名な政治家Mitt RomneyのMormon 教、そしてIsrael に本部があるBahai 教である。

かくして韓国人牧師の活動により、Mongol にChristianity Protestant 福音派が浸透していく動きと合わせて、America 国内の福音派は韓国人Evangelist と手を携えてMongol への布教活動を活発化させ、South Dakota 州にMongol に福音派を普及させるための組織が設立され、その組織が母体となってMongol 最初の民間放送局Eagle TVが開局したのである。1995年のことである。

かくしてMongol 最初の民間放送局TV局はAmerica South Dakota 州の福音派が開設したものである。

特にChristianity Protestant 福音派Evangelism はユダヤ教と同じで、天皇や聖職者の存在を認めない。この点、ユダヤ教の伝統、神髄をChristianity Protestant Evangelist派は忠実に受け継いでいるのである。聖職者や天皇が厳粛な儀式を用いて信徒を盲目的に崇拝させるということをユダヤ教もChristianity Protestant 福音派Evangelismも徹底的に排除し、嫌い、否定するのである。聖職者という特定の個人や偶像崇拝物を徹底的に排除する。この点に於いてEvangelism=Judaism なのである。

かくして海外で生活するMongol 人の最大の居住国である韓国に於いては、在韓Mongol 人の大半がChristian、それもProtestant のEvangelist 福音派なのである。韓国に於いてはMongol 人だけのChristianity 協会が100近く存在している。

かくしてMongol はChristianity Protestant 福音派Evangelist を通じて韓国、そしてさらに米国という深い繋がりを形成しているのである。前にも述べた通り、在米Mongol 人のほとんどが韓国人社会の中に住んでいる事実がこのことを雄弁に物語る。

韓国人は宗教を通じてAmerica 保守派と強く連帯し、同様にMongol もAmerica 保守派と強く連帯しているのである。

つまり、韓国はAmerica の保守派を動かす力があり、Mongol も動かす力がある。その力はEvangelist =America保守派を日本の利益に反する方向に動かすことも不可能ではない。

そして21世紀に入ると、Catholicism が倍々のGameで激増した。10年で約倍増したのである。

さて、ここで石角完爾の仮説を記載しておく。

これは全く仮定のvirtualな話だが、"Evangelistの選ぶ者が Oval Officeにいる限り" Trumpがそうだが、もし韓国を取るか日本を取るかのAsia軍事政策をそのOval Office の主が迫られれば、間違いなく韓国が取られ、日本は捨てられるだろう。同様に宗教の共通性がない無いSaudi Arabiaと、Evangelistに近いユダヤ教のIsraelの二つの二者択一をそのOval Office の主が迫られた時も同じ結果になるだろう。

核の先制攻撃はAmericaは韓国の為に使うが、日本の為には使わないだろう。

2017年のStanford 大学とBenjamin Valentino of Dartmouth College の調査によると、America 人の大多数は2万人のAmerica 兵の命を救うことできるならば200万人のIran の一般市民を先制核攻撃(First Nuclear Strike, FNS)で犠牲にすることは厭わない、という調査結果が出ている。

このことから逆に推論すると、2万人のAmerica 兵が犠牲にならないならば日本をはじめとした同盟国を守る為に核攻撃を使うことはない、というのがAmerica の大多数の世論であるという結論に論理的に帰着する。

そう言えば、第二次世界大戦の末期にTruman 大統領も沖縄総攻撃によって約12,000人のAmerica 兵が沖縄で命を失ったことを目の当たりにして広島、長崎の核攻撃を決断したのである。何故ならば本土決戦になれば2万人のAmerica 兵の命が失われることは必定であると沖縄戦の現実を目の当たりにしたからである。

韓国には、38度線に張り付いて約2万5千のAmerica兵が駐留している。

同様に、沖縄にも約2万5千人のAmerica兵が駐留している。問題は、どちらのAmerica兵の方がより、殲滅のriskにさらされているかということである。答えは明らかであろう。

北朝鮮と戦闘状態がまだ継続している38度線に張り付いているAmerica兵約2万5千人の方が殲滅されるriskにさらされているのは明らかである。これに対して沖縄のAmerica兵は、台湾に人民解放軍が進駐する、という事態にならない限りは、朝鮮半島の38度線に張り付いている約2万5千人のAmerica兵と同じ殲滅のriskにさらされているとは言い難い。

よって、Americaは韓国のAmerica兵を守るために核の先制攻撃を行なうことはあっても、日本を守るために核の先制攻撃を行うということは考えられない、という論理的な結論となる。つまりAmericaの核の先制攻撃で守るのは韓国であり、日本ではない、というのが軍事上の結論になる。

韓国軍がspy を通じ情報収集する北朝鮮軍の情報はAmericaにとり、必要だ。

America軍はAmerica軍が、その目的のためにその必要な限りにおいて、韓国軍から情報を入手し、またAmerica軍が集めた情報を韓国軍に情報を提供するが、上記に述べた通りにAmericaは韓国を守るために核の先制攻撃を使うことはあっても、日本を守るためにそうすることは無いのであるから結局、韓国やAmerica が北朝鮮情報を入手してもAmerica軍、韓国軍限り、となってしまう。Intelligence の面でもAmericaにとり、韓国は重要なのだ。

これが石角完爾の宗教と軍事政策の肌感覚だ。

Evagelist の Oval Office にとり東Asia に於けるKorea はMiddle East に於けるIsraelと同じなのだ。

さて、万が一、Evangelistが送り込んだ大統領がOval Officeにいる時に、仮定の話だが、韓国か日本か、どちらかを捨てる必要に迫られた時にOval Officeの主は躊躇なく日本を捨てる、と石角完爾は予測するが、その根拠は宗教の共通性の理由からだけではない。

もう一つは、韓国がAmericaのために今まで血を流してきたという点である。

具体的にいうと、韓国はAmericaの要求に従って世界各地でAmericaが展開する第2次世界大戦後の戦争に韓国兵を大量に派兵しているのである。

それを一覧表にすると、
一覧表
と、America軍が展開する世界各地の戦争に、常にAmerica軍に国際参戦協力する外国の中では最大の兵士を派遣し、戦闘に参加、協力しているのである。

韓国人のAmerica社会への浸透度合いだ。

AmericaにはAsia 系America 人が多数住んでいるが、何といっても一番多いのが中国系America 人、2番目に多いのがPhilippines系America 人、3位がIndia系America 人、4位がVietnam 系America 人、そして5番目が韓国系America 人である。北朝鮮からはほとんど来ていないので、Americaに住む韓国系America 人というのは全て韓国から来ている。

逆に、韓国人の外国居住者で一番多いのが中国、2番目がAmericaである。

さてこれを日系America人と比べた場合に何が違うか? 一つに数の違いである。韓国系America人は200万人、これに対して日系America人は、150万人である。

この数の違い、すなわち韓国系America 人の方が日系America 人よりもはるかに多いことに加えて、韓国系America 人と日系America人のAmerica社会における浸透、親和、共存性の違いは宗教の違いから来ている。と言って良い。

日系America 人は無宗教が32%、Buddhismが25%、でありChristian は35%にしか過ぎない。これに対して韓国系America 人の宗教は、Evangelist、Protestant が40%、その他のProtestant が21%、Catholic が10%と、Evangelistが半分近くを占めている点が大きな違いである。

この韓国系America人の大半がEvangelistであることから、その人口分布はEvangelistの多い州に分布している。

California に45万人、NY州に20万人、New Jersey 州に10万人、Virginia州に8万、Texas7万人、Washington 州6万人、Illinois 州に6万人、Georgia 州に6万人、Maryland州5万 Pennsylvania4万 、Colorado に4万人である。そしてHawaii に約2万5千人である。

これに対して日系America人は大半がCalifornia 州とHawaii州に偏在してる。これは石角完爾の分析によると、日系America 人は宗教をAmerica人の最も力のある宗教団体のEvangelistと共通しないことからくる現象であると考えられる。

また、Americaに住む韓国人とAmericaに住む日本人の分布状況を見ると歴然とした違いが明らかになる。日本はHawaii、California州、Washington州Seattle、及びBellevue に集中しているのに対して、韓国人はCalifornia州、Hawaii、はむろんのことNY、Colorado、Texas、Alaska、Washington州と、広く分布しているのである。

注目すべきは韓国のAmericaに対する基礎科学面での貢献である。

その一つの目安になるのがAmericaの大学で博士号を取った外国人の数の中で、日本と韓国の圧倒的な差が出ている。という点である。

2015年の資料であるが、外国人学生がAmerica の大学で博士号を取った人数は1万4,037名である。これを国別に見ると1位中国、2位India 、そして3位が韓国である。この3か国で、Americaで博士号を取った外国人生徒の約半分を占めるのである。

4位台湾、5位Canada、6位Turkey、7位Thailand、8位Iranである。日本は8位以内にも顔を出さない、という状況である。

博士号という最高学位に注目しないで、”大学生”と広く括ってみても韓国は際立っている。

America の大学で勉強する外国人学生の数は2018年の数字だが 日本は上位に顔を出さない。

1位中国 36万3,431名
2位India 19万6,271名
3位韓国 5万4,555名
3位Saudi Arabia 4万4,432名
4位Canada 2万5,909名
5位Vietnam 2万4,325名
7位台湾 2万2,454名